
(Christian Petersen/Getty Images)
メジャーリーグ、ワールドシリーズ2007は、ボストン・レッドソックスが4連勝でコロラド・ロッキーズをSWEEPし、2004年以来3年ぶり7度目のワールドチャンピオンに輝いた。
シリーズを通して、アメリカンリーグチャンピオンのレッドソックスがロッキーズを投打ともに一枚も二枚も上回った。レッドソックスは、先発したベケット、シリング、松坂、レスターの4投手がすべて勝ち星をあげ、救援陣も岡島、パペルボン、ティムリンがほぼ完璧な援護をした。打っては皆が目を覚ましたかのように打線が爆発。とくにエルズベリー&ペドロイアのルーキー1、2番の活躍には目を見張るものがあった。シリーズMVPは、今日の試合でソロホームランも打った、今オフフリーエージェントとなるマイク・ローウェル。いぶし銀の渋い働きが評価された。
ワールドシリーズまで22戦21勝と勢いに乗っていたロッキーズは、リーグ優勝決定戦の後の長い7日のブランクが響き、打線に全く勢いがなく、レッドソックス投手陣に完全に封じ込まれた。さらに投手陣も止まらないレッドソックス打線に打ち込まれ、チーム全体がまったくいいところなく敗れ去った。そんな中、松井稼頭央の活躍は素晴らしかった。昨夜27日の試合では3安打を打ち、注目された松坂投手との西武時代の先輩後輩でも初回に2塁打を打つなど、先輩としての存在感を示した。松坂投手もプレーオフでは、期待されたの本来の投球ができなかったものの随所随所で勝負強さをみせ、昨夜の試合では見事日本人ワールド勝利初勝利を飾った。岡島投手も、昨日、今日とホームランを許したものの、今プレーオフを通して素晴らしいピッチングを披露し、期待以上の活躍で一年を終えた。岡島投手を影のワールドシリーズMVPと呼ぶ声も多数ある。

ロッキーズに4連勝し、3年ぶりに頂点に立ったレッドソックスナインと喜ぶ松坂=クアーズ・フィールド(共同)
『最高の終わりかたですね。長かったけど、ここまでたどりつけてよかった。負けそうで負けない、本当に強いチーム。こんなチームにいられて、幸せですね』と松坂は喜んだ。(サンスポより)バリーボンズなど20年以上もメジャーでプレーしても未だワールドリングを手にできない選手も多数いる中で、05年の井口選手(当時ホワイトソックス)に続き一年目でワールドチャンピオンリングを手にすることができた松坂、岡島両投手は、なんとラッキーだろう。
これで、2007年のベースボールが幕を閉じた。ほんとに終ってしまった!また長〜いなが〜い冬が始まる。暫くの間は、ストーブリーグ(オフの間、茶の間を騒がす選手の契約や移籍などのニュースのこと)を楽しむことにしよう。さっそく今日は、A.RODが契約のオプションを行使して、ヤンキースを離れることがほぼ決定したことが世間を騒がせている。